逆子は28週以降、わかり次第の早めの治療が肝心となります。早くなればなる
ほど完治する確率は高いものになりうるのです。ただし、34週以降でも50%前
後の成功率はあるので、最後まであきらめないことが何よりも大切です。産まれ
てくる新しい命のため、命を育むお母さんの手助けができるなら幸いです。
逆子における治療は下半身の冷えを治すことからはじまり
ます。温かい下半身でないと赤ちゃんが安心して頭を預け
ることができないからです。足にあるつぼを鍼やお灸を使
って刺激し、温かみのある下半身へと変えていきます。そ
れと同時に上半身をマッサージ(妊婦さん専用の椅子があ
ります。)することで、全身の血行をよくし、より安産と
なるような治療を心がけています。赤ちゃんがお腹にいる
ことを考えると腰痛や肩こりになることは安易に想像でき
ることです。お母さんと赤ちゃんの負担を極力少なくなる
ようにすることが大切なのです。 |
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