完治の事例1。
私の経過 H17年

9/30、33週横位 胎動がどうも下腹部に集中していておかしいので体位チェ
ックしてもらうと、横位。(横位は珍しく、しかも帝王切開100%といわれショ
ック。横位の場合は逆子体操をしても意味がないので様子をみますといわれる。
体操しようがないと言われても、帝王切開はいやなので自己流に逆子体操をして
みたが、赤ちゃんの動きもほとんどなく、あんまり反応なし。何とか少し動いて
頭が上に来て逆子になった気がしたので鍼灸院に通うことにしました。)

10/4 33週一回目鍼灸治療★
10/6 33週骨盤位(逆子) 超音波で確認したらやっぱり逆子でした。逆子
体操指導を受ける。
10/7 34週二回目鍼灸治療★
10/11 34週三回目鍼灸治療★
10/13 34週頭位 超音波できちんと確認
10/14 35週安産治療に変更

★1回目のお灸の後は、赤ちゃんの動きが多少多くなった気がしました。それよ
りも脚(ひざから下)が家に帰ってからもポカポカしてとても温かくなったなぁ
と思いました。逆子体操をしても特に赤ちゃんが回る気配なし。

★2回目のお灸の後は赤ちゃんの動きがさらに活発になって、お腹も張りも感じ
ることがほとんどなくなったので「回りそう」な予感がして、逆子体操もやる気
が出ました。夜になってもお腹がふわふわしていて、それまでと違う感じがしま
した。すると予感通り、腰を高くして横になってみたらムニュっと赤ちゃんが回
った感じがあり、その後、胎動(キック)がお腹の上部になったので治った!と
思いました。

★3回目は治っていると思いましたが、一応そのまま治療を受けました。鍼やお
灸をすると、お腹の中の赤ちゃんがすぐにムニュムニュと元気に動き出して赤ち
ゃんと交流しているような気分になり、それだけでも楽しいのでとてもよかった
です。


『治療を受けた感想』
治療を受けるまで、あまり自分の「冷え」や「お腹の張り」を自覚していなかっ
たので、それが普通だと思っていましたが、今と比べると、赤ちゃんが逆子にな
っていた期間はお腹の張りも頻繁で、胎動も少なく、手足も冷えていたので赤ち
ゃんにとって居心地がよくなかったのかもしれないと思いました。子宮の環境が
よくなれば、赤ちゃんは自然に頭を下に向けてくれるというのを実感しました。
逆子体操を一生懸命しても、お腹が張っていたり、赤ちゃんがあまり動かない
と、全然直る気配がなかったので、体操をしてもなかなか頭位にならないという
人は、鍼灸治療法を試してみるべきだと思います。私の場合は治療に通ってか
ら、足の浮腫みも全くなくなりました。以前は靴がパンパンになっていたのです
が、今は夕方まで出かけても足が浮腫むことはありません。食も生活リズムも特
に変えていないので、多分血行がよくなって浮腫みにくくなったのかなぁ?と勝
手に思っています。

また一緒に受けたマッサージもとてもよかったです。慢性的な腰痛はもともとあ
りませんでしたが、やはり多少は骨盤が緩んでくるのか、マタニティ体操などを
しているときに腰がつらいときがありましたが、マッサージの後は体操をしても
腰に痛みは全くありませんでした。病院やマタニティスイミングコースなどで他
の妊婦さんと話すと、腰痛でマッサージを受けたくても、妊婦ということで断ら
れたり、妊娠5ヶ月から7ヶ月の間だけと期間を限定されたりということで、諦
めて我慢している人が結構いたので、積極的に治療をして頂けたのはとてもあり
がたかったと思います。おかげさまで臨月なのにこんなに快調でいいのかしらと
いうくらい体に不調がありません。これでさらに安産だといいなぁと思います。
ありがとうございました。